オパール料金体系改定後、週末の乗客が大幅減

乗車料金節約効果なくなり、乗客、自動車に戻る

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は、政府の内部報告書を手に入れ、「オパール料金体系改定後、土曜日の公共交通利用者が激減した」と伝えている。

 もともと通勤に公共交通を使っている市民も週末には自家用車で出かけることが多いことや、週末の時刻表が週日よりも便数が少なくなることなどから、首都圏周辺の土曜日の道路は週日以上に混雑しているが、これまで週日のオパール利用回数で週末の乗降が無料になる特典を利用して公共交通を利用していた市民も、オパール料金改定でこの特典がなくなったことから再び自家用車に戻ったものとみられる。

 過去の調査でも、「オパールでの乗降が週に8回を超えた分は無料」の特典がなくなれば週末の公共交通利用を考え直す」と答た人が多かった。

 フェアファクス・メディアは、「情報の自由法」に基づいて政府の内部資料を手に入れ、その内容を報道している。

 8回乗降以降無料が8回乗降以降半額に変更されて以来、週末の乗降客が9%近くも落ち込み、バスでも7%、すべての公共交通形態を平均すれば8%の落ち込みになっている。

 しかし、オパール料金体系変更は長期的には政府にとっては増収策だったとしており、9月のオパール料金体系変更前と変更後を比較した場合、週末の乗客数は減っても収入では最初の1週間だけで130万ドルの増収となり、総額2670万ドルの5.4%の増収率とされている。また、ライトレール利用客は9月の改定後9%以上も減っている。
■ソース
Saturday passenger numbers drop after Opal fare overhaul, internal report shows

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