アザリア・チェンバレン失踪事件の父親死去、72歳

1980年失踪、殺人事後従犯、1988年無罪

 1980年のアザリア・チェンバレン失踪事件は1988年に映画化され、「クライ・イン・ザ・ダーク(豪、NZではEvil Angels)」ではメリル・ストリープがアザリアの母親リンディ・チェンバレンを演じた。当時、リンディの夫だったマイケル・チェンバレンが白血病で死去が伝えられている。72歳。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 1980年、ウルルのキャンプ場でテントから生後9週間のアザリア・チェンバレンが姿を消した。母親のリンディ、父親のマイケル・チェンバレンが実子殺人容疑で追及され、1982年、リンディは殺人罪、マイケルは事後従犯で有罪判決を受け、リンディは終身刑を言い渡された。しかし、3年ほど後に新証拠が現れ、また地元アボリジニ・グループもディンゴが生後9週間の乳児をくわえて連れ去る可能性を主張するなど、再審でチェンバレン支援の動きも高まり、1988年には北部準州控訴法廷が一審を破棄し、2人に一転無罪の判決が出た。

 その後、1995年まで3度の検視法廷審理が開かれ、最終的に2012年に北部準州のエリザベス・モリス検視官が、ディンゴがアザリアを連れ去り、アザリアは死亡と判断、リンディとマイケルにを無罪として、この事件は法的には落着した。

 リンディとマイケルは最初の無罪判決後の1990年に離婚し、再婚したリンディはリンディ・チェンバレン=クレイトンと名乗っている。

 1994年、マイケル・チェンバレンはイングリッド・バーグナーと再婚、娘ザハラをもうけている。また、事件に関する本も3冊著している。

 マイケル・チェンバレンは、1月9日夕刻、NSW州ゴスフォードの病院で死去した。
■ソース
Michael Chamberlain, father of Azaria, dies aged 72

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