日本人サーファー、6km沖合漂流中を救助される

ウロンゴン北の海岸で離岸流に流され一晩明かす

 1月13日、ウロンゴンの北方で陸から6km沖合を漂流していた日本人サーファーを通りがかったコンテナー船の船員が発見、救助した。サーファーは比較的元気で病院での診断を受けた後退院、警察がサーファーにサーフボードを返却した。

 警察では、単独行でも必ず誰かに行き先と目的などを伝えておくよう呼びかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このサーファーは37歳の男性で、NSW州警察海上管区本部のダレン・ウッド警部補の発表によれば、1月12日午後5時頃ウロンゴンの北、ブーライ・ビーチでサーフィンをしていて離岸流に乗って沖合に流され始めた。岸に向かってパドルしたが波が荒く、前進できなかった。6時間ほど漕いだが力尽き、そのまま潮に流され始めた。日も暮れ、彼が海に行ったことを知る者は誰もいない。そのままサーフボードにしがみついて一晩明かした。13日午前9時頃、付近を航行中の300m級のコンテナー船、MSCダムラの船員が黄色のサーフボードと男性を目撃、サーフボードに近づいたところで甲板から救命ブイを下ろし、甲板に引き上げた。

 船では食事、飲み物、温かい衣料を与える一方で陸の警察に連絡、警察は小型ボートを出して男性を受け取った。男性はウロンゴン病院に運ばれ、診断を受けたが驚くほど元気で13日午後には退院した。

 警察では、男性は過去にもオーストラリアを旅行しており、今回も一人で旅行中で、誰も彼が海にいることを知らず、従って捜索も行われなかった。船が通りがかったことは非常な幸運だった。また、当時の海上は夜も気温が摂氏21度より下がらず、低体温症にならずに済んだことも幸運だった」と発表している。また、14日には拾い上げたサーフボードを男性に返却した。

 サーフ・ライフ・セービングNSWでは、「水に行く時は誰かに行き先や目的を伝えておくこと、また地域の条件を知っておくことが大切だ」と語っている。
■ソース
Japanese tourist found 6km off Australian beach on surfboard

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