またもやロットネストのクォッカ受難

NZ男、クォッカ捕まえ、海に投げ込む、パース簡裁起訴

 WA州パース市沖合の観光名所、ロットネスト島には、大陸本土ではほとんど絶滅してしまったクォッカ・ワラビー、通常単にクォッカと呼ばれる小型動物がいて、島には比較的多くの個体が棲息しており、顔つきが笑っているように見えることと人なつっこいことから観光客の人気者になっている。しかし、先日には本土からの男2人が、クォッカを蹴り回し、それをビデオに撮ってインターネットに流したため、動物虐待で逮捕されたことが伝えられた。

 3月18日には、やはりロットネスト島でニュージーランド人の男がクォッカを捕まえ、ボート桟橋から海に投げ込み、地元警察に逮捕、起訴された。もう1人は条例違反通告を受け、島から追放されるという事件が起きた。

 警察の発表によると、3月17日夜10時過ぎ、ビーバン・デニス・ヘームズ(37)は、クォッカを捕まえ、ロットネスト・ホテル近くのボート桟橋から海に投げ込んだというもの。警察の報道担当官は、「クォッカは岸に泳ぎ着くことができた」ことを明らかにしている。

 ヘームズはニュージーランドのクライストチャーチ出身で、パース簡裁出廷を命じられた。また、クォッカを捕まえるのを手伝った、QLD州ヌーサ・ヘッズ在住の男(38)にはロットネスト島管理局(RIA)条例違反罰金通告を受け、島から追放された。

 ロットネスト島では、2015年にフランス人バックパッカー2人がクォッカに放火して罰金を言い渡されている。しかし、RIAのダグ・ロング主任監視官は、「クォッカ虐待事件が増えているわけではない。ただ、最近はソーシャル・メディアが普及して動物虐待がビデオなどで流れると直ちに犯人を見つけ、明白な証拠で処分が迅速になったということがある」と語っている。

 また、「観光客の圧倒的大多数の人はクォッカに対して十分な敬意を示している。また、クォッカも人なつっこく、人間を警戒しない」と語っている。
■ソース
Quokka charge: Man accused of throwing animal into water on Rottnest Island

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