連邦警察官、ジャーナリストの通話記録を違法入手

令状なしの入手をコルビン長官が発表

 4月28日、アンドリュー・コルビン連邦警察(AFP)長官は、AFP捜査員がジャーナリストの通話記録のメタデータを捜査令状なしで請求し、違法に入手していたことを明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 長官の発表によれば、この違法行為が起きたのは2017年初めで、AFP内部調査が行われ、一件は2日前に連邦オンブズマンに照会されており、来週からオンブズマンが違法行為の監査を行うことになっている。また、メタデータの主のジャーナリストには同違法行為について通告はされておらず、長官は、「違法に入手されたデータは通話記録であり、通話内容ではない」と発表している。

 この捜査員は、AFP内部から情報が漏洩した事件を捜査している過程で違法なメタデータ入手を行っていた。

 さらに長官は、「捜査員が入手したデータはすでに破棄処分したが、漏洩を捜査していた捜査員がデータを見なかったことにはできない。捜査員は、捜査の次の段階について考えるべきであり、違法に入手した情報をもとに捜査をすることはできない」と語っている。コルビン長官は、「問題の捜査員は悪意や害意があったわけでもなく、懲戒処分は行われていない」と発表している。

 法曹、メディアの専門家は、「メタデータ保管法の下でのジャーナリストの保護条項は十分ではない」と危惧を語っている。
■ソース
AFP officer accessed journalist’s call records in metadata breach

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