シドニー・バスの運転手、オパール・カード機械停止する

ベレジクリアン州政府の「民営化構想」に抗議

 6月1日、シドニー地域の州営バスで一部の運転手が、グラディス・ベレジクリアンNSW州政府の「バス路線一部民営化構想」に抗議し、オパール・カード読み取り機のスイッチを切って運行した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 首都圏州営バスの12箇所の車庫のバスでこの抗議行動が行われ、乗客はオパール・カードが使えないまま乗車した。

 鉄道市電バス労働組合のクリス・プレストン部門書記長は、「他の車庫の業務をカバーしている労使契約がホゴにされるのではないかと心配している。運転手は怒っている。一般市民は圧倒的に民営化に反対しているが、アンドリュー・コンスタンス運輸相が何を計画しているかをその一般市民に訴えようとしている」と語った。5月には、シドニー首都圏インナー・ウエストの車庫の運転手1,200人が24時間のストを打っている。

 あるバス利用者は、「レーン・コーブから事務所のあるダーリング・ハーバーまで片道$3.50かかるから払わなくていいというのはちょっと得した気持ち」と語っている。

 コンスタンス運輸相は、「一部の業務を民営化するというのは苦情が殺到した後に決めたこと。バスや車庫を売却することは考えておらず、また影響を受ける運転手には5年間の雇用保証を行う予定だ」と語っている。

 また、他の利用者は、「労働争議の手段として運賃無料というのはいい考えだ。バスが民営化されると値上がりすることが心配だ」と語っている。
■ソース
Sydney bus drivers let commuters ride free in protest against privatisation

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