VIC州スピード・カメラにソフトウエア・ウイルスの疑い

すべてのカメラ・ネットワークを総点検

 VIC州内280箇所の赤信号違反カメラと速度違反カメラの制御部がソフトウエア・ウイルスに感染しているかも知れないという疑いが出ており、今後何週間かかけてすべてのカメラの点検が行われる。ただし、当局は、「違反カメラは稼働し続けるので注意されたい」とドライバーに警告している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これまでに97台のカメラの制御部がウイルスに感染していることが突き止められており、請負の業者が定期点検の際に誤ってウイルスを送り込んでしまったとみられている。

 このウイルス感染のため、6月6日から6月22日までの違反8,000件については誤動作の可能性を排除できないとして違反通告を取り消している。

 州政府のリサ・ネビル警察相によると、23日にはメルボルン市内と郡部の55台のカメラ制御部がWannaCryウイルスに感染していることが突き止められ、600件近い違反通告が取り消された。また、23日午後5時55分、請負業者のRedflex社が司法省に連絡し、さらに42台のカメラの制御部が感染していたと通告している。

 ネビル大臣は、「市民の信頼を取り戻すためには280台のカメラすべてを点検することが必要だ。ウイルス感染の有無と原因を徹底調査し、何台が感染し、どこまで影響が及んでいたかを明らかにしなければならない。また、OSにウィンドウズを使ったカメラだけが感染していると思われていたが、リナックスを使ったカメラも感染しているとの証拠がある」としている。

 州警察のダグ・フライヤー副長官は、「無違反者に違反通告したという証拠はないが、万全を期するため、調査が完了するまで違反通告を停止する。ただし、違反カメラが稼働していないと理解してはならない。すべてのカメラが違反者を撮影している」と警告している。また、大臣は、「この調査は2,3週間で完了するはず」と語っている。
■ソース
Victoria’s entire network of road safety cameras to be reviewed over software virus

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