アジア人移民がヨーロッパ移民追い越す

2016年国勢調査集計結果発表される

 6月27日、2016年国勢調査の集計結果が発表された。

 それによると、国民の平均年齢がさらに上昇し、アジア人移民がヨーロッパ移民を追い越し、また、宗教離れが進んでいることが明らかになっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2016年の国勢調査は初めてオンラインで行われたが、ウェブサイトの不調で記入を完了することができなかった人が100万人を超えている。しかし、95.1%の人口が最後まで記入しており、第三者パネルが、「国勢調査データは使用に足る」と認定した。

 国勢調査の夜の国内人口は23,401,892人で、宗教離れがはっきり進んでおり、今回、回答者の3分の1が無宗教と答えている。50年前にはオーストラリア国民の圧倒的大多数がキリスト教徒と答えていた。1991年から2016年までの25年間の変化を比較すると、ヒンズー教徒は0.3%から1.9%に、仏教徒は0.8%から2.4%に、イスラム教徒は0.9%から2.6%に増えている。

 また、人口の半数が海外生まれまたは海外生まれの親を持っている。100万人ほどが中国かインドで生まれている。海外生まれの出生国は、イギリス、ニュージーランド、中国、インド、フィリピンの順で首位を占めている。

 家庭で話されている言語は、英語が72.7%、北京語2.5%、アラビア語1.4%、ベトナム語1.2%、広東語1.2%となっている。また、回答者の2.8%がアボリジニまたはトーレス海峡諸島人と答えている。年齢では、6人に1人が66歳以上で、若年層の人口増加はアジア圏からの移民で占められている。

 人口の都市集中が進んでおり、3人に2人が州都地域に住み、都市部人口の増加率はそれ以外の地域の人口増加率の2倍に達している。都市人口の増加のかなりの部分が新移民で占められており、過去25年間の移民の86%が州都地域に住んでいる。特にACTの増加率が最大でTAS州、SA州は人口増加が足踏みしている。

 週あたりの平均収入ではACTの$998が最高、TAS州の$573が最低となり、全体の平均は$662としている。
■ソース
Census results: Australians are older, ethnically diverse and losing their religion

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