シドニー・テロ計画事前摘発で逮捕の男性1人釈放

弁護士、「もともと逮捕に根拠なし。警察を追及する」

 7月29日、シドニー市内1か所と首都圏南西部3か所でNSW州警察と連邦警察(AFP)、ASIOの合同テロ取締り班が捜索令状を執行し、男4人を逮捕した。マルコム・タンブル連邦首相は、「航空機を爆破するテロ計画の情報を事前につかみ、テロ・グループを摘発した」と発表していた。

 その後男性1人が起訴なしで釈放されていたが、男性の弁護士は、「もともと逮捕の理由が不明。逮捕で依頼人は多大な損害を受けた」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 当初、警察は、「4人はイスラム国とかなり深い関係がある」と発表していたが、8月1日夜にはアブドゥル・メルヒ(50)を釈放した。

 8月2日、ムスタファ・ケイル弁護士がツイートし、「依頼人は起訴なしで釈放された。警察の行為を調査することになる。依頼人は4日ほどの間、かなり厳しい尋問を受けた。依頼人は事情が分からないまま取り調べを受け、ショックとストレスを受けている」と発表している。

 7月31日には逮捕されたのがカレド・カヤト、マフムド・カヤト、アブドゥル・メルヒ、カレド・メルヒの4人と報道されている。また、外国の情報機関から情報が入ったことから今回の摘発になったとしており、グループは挽肉機の中に爆薬を仕掛け、航空機内に潜り込ませる計画だったと伝えられている。

 残る3人も起訴はされていないが、サリー・ヒルズの警察センターに拘置されている。また、刑法に追加された条項により、テロ容疑者は起訴なしで一般犯罪容疑よりも長い期間勾留を続けることができるようになっている
■ソース
Sydney terror raids: Man held over alleged plane terror plot is released without charge

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