NSW、インフルエンザ蔓延例年より早まる

野党、保守連合州政権がワクチン励行怠慢と批判

 NSW州では、2017年冬季のインフルエンザ患者数増加は例年よりも早くやって来ており、州議会野党の労働党は、「保守連合州政府の怠慢でワクチン励行などの呼びかけが十分にされていなかった」と批判している。

 ABC放送(電子版)が伝えている。

 今季に確認されただけでも7月のインフルエンザ患者発生件数は14,032件にのぼっており、2016年7月の4,431件を大きく上回っている。

 労働党のウォルト・セコード影の保健相は、「州政府がワクチン励行を呼びかけていれば、インフルエンザにかかりやすい人々がもっとワクチンを受けることができたはずだ。州政府はインフルエンザの時季が来ることを知っていたはずだ。北半球の冬にはインフルエンザがかなり蔓延していた」と語っている。

 また、「インフルエンザ患者が救急病棟にやってくるため、病院はどこも相当な負担を抱えている」と語っている。

 しかし、豪医師会(Australian Medical Association)では、「全国各地でインフルエンザ・ワクチンのキャンペーンが行われていた。インフルエンザが昨年よりも早く蔓延し始めただけではないのか。蔓延は季節的なものであり、ワクチン呼びかけなどとは何の関係もないかもしれない」と反論している。

 また、「インフルエンザ活動は8月から9月にかけてに多発するはずなのに今年はかなり早くから蔓延し始めている。今後、このまま衰退していくのか、これからさらに悪化するのか、これからの様子を見てみないと何とも言えない。インフルエンザ予防注射は今からでも遅くない」と語っている。
■ソース
Influenza cases spike early in NSW; Opposition blames Government for insufficient planning

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