TAS州ストラスデボンの高齢者施設で6人死亡

州内21箇所の高齢者施設で流感大発生

 TAS州公衆衛生省は、州北西部の高齢者施設でインフルエンザのため、入居者6人が死亡したと発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同省では、21箇所の高齢者施設でインフルエンザの大発生があり、9箇所は依然観察を受けている。同省のマーク・ベイチ公衆衛生部長は、「ご家族にはお気の毒なことだが、インフルエンザの季節には体の弱い高齢者が被害を受けやすい」と語っている。

 死者が出たのはデボンポートに近いラトローブのストラスデボン高齢者施設で、豪合同教会が運営する37室の施設。

 ABCは、父親を同施設に入れている家族からの通報を受け、「父はインフルエンザと診断され、家族は8月の2週間、父の見舞いに来ないように言われた。施設が2週間封鎖されたも同然。職員には父が抗生物質投与を受けていると言われたが、入居者からは父が医師の診察を受ける順番を待っていると言われた」と語っている。

 TAS州政府は、「6人の死者は8月後半に発生した。施設は全面封鎖にはなっていないが、ウイルス伝播を避けるため、できれば見舞いを避けるように勧告していた」としている。

 また、「インフルエンザの季節に備えて入居者37人のうち95%がインフルエンザ予防注射を受けており、職員も全員が無料ワクチンを受けられるようになっていて、ほとんどの職員が接種済みだが、31人が発病した。9人は病院に入院して治療を受けている。職員は被害を食い止めるためできる限りのことをした」と語っている。

 また、高齢者団体では、「成人のインフルエンザ予防接種率が下がっているのが懸念される。予防接種率が下がると疾患の伝播が速くなる」と警告している。また、医学専門家は、「予防接種は万全ではないが、何にもしないよりはましだ」と語っている。
■ソース
Influenza epidemic: Six deaths confirmed at Tasmania’s Strathdevon aged care home

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る