iTunesギフト・カードを利用した詐欺にご注意

豪州競争消費者委員会が年金受給者に警告

 9月10日付シドニーモーニング・ヘラルド紙(電子版)は、iTunesギフト・カードを利用した詐欺事件が増えているとの豪競争消費者委員会(ACCC)の警告を伝えた。この詐欺は特に年金受給者を被害者にすることが多いと言われている。

 ある年金受給者(74)の場合、電話を受け、録音メッセージで、「センターリンクからの給付が$2400ある。ついては一時的手数料として$400をiTunesギフト・カードで支払ってもらいたい」と告げられた。その話を信じた年金受給者はスーパーマーケットに出かけ、$400分のカードを買い、電話で同じ声に向けて、カードの番号を伝えた。何日かして再び同じ声で、「センターリンクが小切手を発行する手数料として$300をiTunesギフト・カードで振り込んでもらいたい」と言われた。年金受給者はその月に手術を受ける予定だったので頭が混乱してしまったと語っている。詐欺師は聞き取ったシリアル・ナンバーを使って$700分のカードを換金している。年金生活者は、センターリンクに小切手を受け取りに行って、$700をだまし取られたことを知った。キャンベラから電話した詐欺師は被害者の詳細を知っていたとある。

 豪競争消費者委員会(ACCC)では、「2017年には1236人がギフト・カード経由で総額$540,000をだまし取られている。2016年には被害総額は$480,000だったから被害は大きくなっている」と語っている。

 詐欺から消費者を保護するScamwatchでは、「テルストラ職員を装い、ハッカーが(被害者の)PCにアクセスしようとしている。iTunesギフト・カードを詐欺師を捉えるおとりに使いたいと伝え、同じように被害者に購入したギフト・カードの番号を読ませて換金している」と発表している。

 ACCCでは、「合法的な企業や政府機関が電話でiTunesギフト・カードを支払うように要求することはありえない。すぐに電話を切り、電子メールを削除するよう」呼びかけている。
■ソース
iTunes gift card scam targeting pensioners: ACCC warning

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