記録的な乾燥気象条件で水道使用量上昇

異常高温重なり、公園・庭の草木への撒水需要

 9月23日、シドニー首都圏の1日の上水道総使用量が20億リットル弱のピークに達した。この使用量は9月の一般的な1日の水道使用量の42%増しに相当する。但し、ワラガンバ・ダムの貯水量は十分にあり、水道の使用制限はなく、近い将来に制限が実施される見通しもない。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 今年は乾燥気象が続いており、加えて暖冬からそのまま先週後半は9月としては記録的な高温になった。そのため、都市部でも公園や庭の草花や樹木が弱ってきており、撒水が例年にない記録的な量になっている。

 また、過去1か月の1日の上水道平均使用量は17億1,000万リットルにのぼっており、1年前同期比で25%増になっている。さらに、9月の上水道使用量は、2016年12月から2017年1月にかけての真夏のピーク時と変わらない状態になっている。

 シドニー市内オブザバトリー・ヒルの雨量計は今月これまでの総降水量を0.2mmと計測している。例年9月の平均降水量は68.4mm、2016年はほぼその平均量にあたる70mmだった。

 その9月も残りわずかとなり、今年9月の降水量は1881年9月の2.1mmという月間降水量記録を破ることは確実と見られている。

 しかも、乾燥しているのは9月だけでなく、7月8月も記録的な低降水量でこの3か月の総降水量は24.4mmにとどまっている。この量は例年の3か月の降水量のほぼ10分の1にしかならない。また1907年の22.1mmについで記録的な低降水量になっている。

 フェアファクス系の天気予報部門、ウエザーソーンのキム・ウェストコット気象研究者は、「シドニーに雨が降るのはおそら27日夜半か28日頃、それも2,3mm程度」と予報している。
■ソース
Record dry spell sends Sydney’s water use soaring

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る