髄膜炎菌感染症死亡女児の両親、政府に働きかけ

B株ワクチンの政府負担無料化を要求

 10月にダーウィンで髄膜炎菌感染症で死亡した女児の両親が、同じ病気で死ぬ子供が出ないように願い、髄膜炎菌B株のワクチンを連邦政府負担で無料化するよう求める運動を起こした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 子供用のカプチーノ、ベビーチノで「スカイラーのためにチノをシェア」の標語で、髄膜炎菌B株が全国予防接種プログラムの対象として政府負担で無料接種されるようになるまで、全国の喫茶店に「ベビーチノを無料提供するよう」呼びかけが現れている。

 スカイラーちゃんは家族とともに北部準州のキャサリンの町にホリデーに出かけ、ダーウィンの自宅に帰る途中で発症、死亡した。

 スカイラーちゃんの母親、サリー・ローレンスさんは、「あの休暇が家族5人揃っての最後の休暇になるとは思っても見なかった。あっという間だった」と語っており、父親のアッシュさんは、「体の3箇所に擦り傷のようなものが現れ、大急ぎで病院に連れて行った。しかし、あっという間に病気が進行し、娘は亡くなった」と語っている。

 生前、スカイラーちゃんは双子の姉妹とベビーチノを分け合うのが好きだった。ローレンス夫妻は、他の親たちが同じ悲劇に遭うことがないようにと願ってこの運動を始めた。

 ローレンスさんは、「子供達が予防接種を受けていない髄膜炎菌株があることをみんなに知らせなければならない。どの家族も、どの子供達も私達のような眼にあってはいけない」と語っている。

 10月の連邦上院予算委員会の席で、髄膜炎菌B株のワクチンは全国的に接種が行われていないのは、国家補助を必要とするという十分な証拠がないためだ」との証言があった。

 連邦保健省のシャロン・アプルヤード氏は、「省ではワクチン・メーカーと緊密に働きかけているが、医薬品補助給付諮問委員会に3度申請を出して3度とも却下されている」と証言した。

 スカイラーちゃんは、中央オーストラリア地域で髄膜炎菌W株が猛威をふるった時期に亡くなっている。
■ソース
Meningococcal: Parents of child who died from disease call for funding for life-saving vaccine

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