アデレードの牛乗りロデオで牛が脚を骨折

RSPCAが牛乗りロデオの禁止を求める

 アデレードで開かれていたロデオは跳ね上がる雄牛の背中に乗り、時間を競うものだが、動物虐待防止協会(RSPCA)は、このロデオを合法的動物虐待として禁止を求めていた。

 RSPCAではアデレードでのロデオで跳ね回っていた雄牛が後脚を骨折し、膝をついてもがく場面を観客のビデオ・カメラが捉えており、これを入手したRSPCAは、動物虐待の証拠としてさらに強くこの競技の禁止を求めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事故は12月9日にProfessional Bull Riders Australiaの主催でAdelaide Entertainment Centreで開かれていたイベントで起きており、RSPCAは事故の調査を始めた。

 RSPCAの動物福利擁護員、レベッカ・エアーズ氏は、「ロデオそのものが、動物を極端なストレス、負傷、苦痛にさらすものであることは、昨夜のできごとで目撃したとおりだ。動物福利とはまったく相容れない」と語っている。

 ビデオでは場内アナウンサーが、「牛乗りロデオ選手はプロフェッショナルだ。それと同じように、このイベントでは最高の医療チームを用意しており、骨折した雄牛もただちにトップクラスの獣医の治療を受けられる」と語っている音声が聞こえる。

 エアーズ獣医は、「SA州でこのようなロデオが禁止されることを望んでいる。これは合法的な動物虐待だ。まったく古臭い慣習であり、今もロデオが行われていることを知って震え上がる人も多い。しかし、報告義務がないため、SA州のロデオでどれだけの動物が負傷するのかまったく不明だ」と語っている。

 一方、SA州政府の報道担当官は、「ロデオはAnimal Welfare Actによって厳しく管理されている。動物は安全な条件で人道的に扱われている。骨折は残念な事故だ。RSPCAが調査し、規則違反がないことを明らかにしてもらいたい」と語っている。
■ソース
Bull’s ‘catastrophic’ broken leg caught on video at Adelaide rodeo, prompting RSPCA to call for ban

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