マーティン・プレイスのリンツ事件現場にメモリアル

2人の英雄的犠牲者を恒久的に追悼

 3年前の2014年12月15日から16日にかけてシドニー都心部マーティン・プレイスのリンツ・カフェで、マン・ハロン・モニスが17人の客と店員を人質にとって籠城した事件は、カフェのマネージャ、トリ・ジョンソン氏がモニスに射殺され、客で来ていたカトリナ・ドーソン弁護士は警察官の突入時に警察官の射った銃弾が跳ね返って当たり、死亡した。また、モニスも警察官の銃弾を受けて死亡した。

 2017年12月16日、NSW州政府のグラディス・ベレジクリアン州首相が除幕を宣言し、犯人に殺害された英雄的な犠牲者2人をしのぶ恒久的なメモリアルが公開された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このメモリアルはリンツ・カフェから2ブロック離れた位置に据えられているが、ベレジクリアンの除幕に合わせ、教会の鐘が鳴り響いた。

 2014年の事件収束直後から市民が花束やカードを持ってマーティン・プレイスを訪れ、現場付近は10万を超える花束で覆い尽くされた。その市民から贈られた花束をモチーフにしたメモリアルは手芸の花210個が路面に埋められ、路面に合わせたガラスで覆われている。

 ベレジクリアン州首相は、「このメモリアルは、訪れた人々がジョンソン氏とドーソン氏を思い出す場所となる。カトリナとトリの家族には、今も私達は深い哀悼の気持ちを抱いていることを伝えたい。この花々は昼は陽光に照らされ、夜はマーティン・プレイスを照らす灯りに照らされることだろう」と語った。

 花にはドーソン氏の好きだったアジサイとジョンソン氏の好きだったヒマワリも含まれている。

 クロバー・ムーア・シドニー市長は、「このメモリアルは、事件の犠牲者を追憶する美しいメモリアルだ。死んではならない2人が殺された事件に市民がショックを受けた。このメモリアルは2人のために捧げられる」と語った。

 また、ベレジクリアン州首相は、「ドーソン氏とジョンソン氏はその勇気を称えて死後表彰される」と発表した。
■ソース
Sydney siege memorial unveiled in Martin Place, three years after deadly terrorist incident

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