同性結婚合法化後初の同性結婚式開かれる

結婚意思表明待機期間省略を認められる

 同性結婚合法化の改定婚姻法が発効して1週間、12月16日にはシドニーで初の同性結婚式が行われた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 本来、結婚は婚姻の意図を届け出てから1か月の待機期間をおかなければならないことになっている。そのため、同性結婚合法化後初の同性結婚式は2018年1月9日になる予定だった。

 16日にシドニー首都圏南西部キャムデンで結婚式を挙げたローレン・プライスさん(31)とエイミー・レーカー(29)は、65人の参加者の前で終生の契りを結んだ。

 2人は、家族がこの日の結婚式に参加するためにイギリスのウェールズからオーストラリアへの旅行の手配を済ませており、そのことを理由に1か月の待機期間を省略することが公式に認められた。

 他にも疾病、新規就職、受刑などで1か月の待機期間が難しいなどの理由があれば待機期間を省略することが認められる。

 一方、同じ日に、メルボルンのカールトン・ガーデンズでは、エイミーさんとエリーズさんのマクドナルド・カップルは何も知らずにいた60人のゲストの前で結婚を表明した。

 2人は、この週末に結婚意思表明の式を計画していたが、間際になって、経済的理由で出生死亡婚姻登録事務所で待機期間免除を認められることに気づいた。エリーズさんの両親はこの日の式のためにアジアから飛行機で訪れており、その他の兄弟姉妹はアラブ首長国連邦からやって来ている。

 エリーズさんは、「式を挙げるつもりではいたが、法的に認められるようになったことは格別だ」と語っている。

 12月18日に結婚式を挙げる計画のキャス・ウイロウさん(53)とヘザー・リチャーズさん(56)の場合は、法律で婚姻を認められることが一刻を争うことになった。ウイロウさんは乳がんを患っており、すでに脳に転移しているためだった。出生死亡婚姻登録事務所は、ウイロウさんの事情を汲んで18日の結婚式を許可した。

 ウイロウさんは、「来年1月9日どころか、クリスマスまで生き延びられるかどうかも分からない。だから、事務所は私達の結婚を特別な事情として認めてくれた」と語っている。また、ピーター・マカラムがんセンターの職員が結婚式を病院が主催することを提案してくれた。同病院のデール・フィッシャーCEOは、「2人の結婚の祝いを支援できてみんながうれしがっている」と語っている。
■ソース
Same-sex marriage: First weddings take place in Melbourne, Sydney

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