VIC州メルボルン郊外のブッシュファイアやや弱まる

民家1戸などの被害出し、その後気温低下

 VIC州南東部の農場地帯で起きたブッシュファイアで民家1戸、納屋など数棟が焼け、一時は集落に燃え広がるかと思われたが、郡部消防局(CFA)とボランティアの活動に加え、地域の気温が下がり始めたため、ひとまず民家に燃え広がる危険は遠ざかった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現場はポート・フィリップ・ベイ東岸に近いカラム・ダウンズで1月6日の昼には地域住民に避難命令が出ていた。

 CFA地域本部では、局員、ボランティアら200人が一晩中被災地区にとどまっているが、民家など財産への危険は遠ざかったとして、「火の粉が屋根か、エアコンの放熱ダクトを通したかして、民家1戸に大きな被害が出た。また、あちこちでフェンスにも被害が出た。その他には納屋が4棟焼けた」と発表している。

 この日、VIC州の大部分が摂氏40度を超える熱波に包まれていたが、午後には急激に気温が下がり、メルボルン都心部では午後5時50分から5時56分の間に気温が摂氏41.4度から28.8度に下がっている。

 住民にはカラム・ダウンズ・ショッピング・センターへの避難命令が出され、また、センターへの避難が難しい場合には草地の焼け跡に避難するよう呼びかけが出た。

 VIC州では、ミルデュラで摂氏45度、ウィメラのホープトン空港で44.6度、ビューバンクで42度、メルボルンで41.7度などを記録、VIC州全域で50件のブッシュファイアが報告されている。

 また、カラム・ダウンズのブッシュファイアでは「緊急警報」が発令されなかったため、取材陣が緊急救援局のクレーグ・ラプスリー長官に詰問する場面もあった。一方、ラプスリー長官は、「全面裸火禁止令が出されていたにもかかわらず、これを無視し、海岸部でバーベキューをする人が多かった。全面裸火禁止令中は炭や薪を使ったバーベキューは違法であり、適切に炎を囲うようにつくられたバーベキュー設備で燃料はガスか電気でなければならない」と語っている。

 夕方の気温低下に伴い、地域住民には、家屋の扉や窓を開け放ち、屋内を冷やすよう呼びかけが出ている。
■ソース
Victoria’s fire threat eases as temperatures plummet in Melbourne

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