北部準州が猛烈なモンスーン気象に突入

自動車、各所で洪水に押し流されるなどの被害

 北部準州(NT)はモンスーン気象に突入しており、各地に豪雨をもたらしている。またNTでは河川を渡る道路に橋がないことも多く、河底を走ることになる。わずかな水量でも通常の乗用車では渡渉できなくなるが、増水した河川では四駆でも通過は難しくなる。しかも旅行者には川の深さも分からない。

 車で川を渡ろうとして途中で立ち往生し、緊急救援職員が出動し、救助する事故が3件伝えられている。川にはワニが棲息していることも多く、NT警察が警告している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 1月27日午前6時には、ダーウィンの南東100kmのマラカイでアーネム・ハイウェイを走っていたボートを牽引していた四駆小型トラックが押し流された。その後でも同地点で再び車が押し流されたが、こちらは乗っていた人々が自力で脱出した。

 さらに付近でも車が2台、やはり増水した川を横断しようとして立ち往生している。警察では、「ボロルーラのハートブレーク・ホテル付近での立ち往生では、警察の救助が遭難した車に近づけず、近くのマッカーサー・リバー鉱山のヘリコプターに出動を依頼し、2人を吊り上げた。負傷者はなかったが、増水した川に孤立した車の上で何時間も過ごすことはとても快適とは言えない」と語っている。

 警察では、「今後も豪雨が続くと予報されている。通行止めになっている道路には入らないよう、また幹線道路から外れて走る時は慎重に走るように」と呼びかけている。

 気象庁(BoM)は、デイリー、グレゴリー、カーペンタリアの一部、バークリー、タナミ地区に暴風雨警報を発令している。

 ダーウィンでは1月の平均雨量424mmを突破し、27日午前9時段階で496mmに達している。また、風もダーウィンで時速89kmを記録している。

 また一部の地区で携帯電話にも影響が出ている。また、ドライバーはBoMの情報を逃さないよう呼びかけが出ている。
■ソース
Northern Territory monsoonal weather sees cars swept of roads by floodwaters

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