アボット元首相、妹の同性結婚式に出席

同性結婚法案には強硬な反対論陣を張ったが

 2月2日、トニー・アボット元連邦首相の妹、クリスティン・フォースターさんと長年のパートナー、バージニア・フリットクロフトさんが長年待ち望んでいた同性結婚式を挙げた。

 この式には以前から同性愛に否定的な考えを表明し、同性結婚法案にも強硬に反対していたアボット氏も出席した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 クリスティンさんはパントスーツに丈の長いジャケット、バージニアさんは1950年代風のネービー・ブルーのフロックという姿で式に臨んだ。

 式はシドニー市内のシドニー・ハーバーと植物園を見下ろす施設でカクテル・パーティ形式で行われたと伝えられている。

 約200人のゲストが出席した式には、トニー・アボット元首相と妻のマージーさん、マージーさんの母親のフェイさん、姉妹のピップさん、姪のルイーズさんとブリジットさんら、アボット一家のほとんど全員が出席していた。しかし、アボット元首相の娘のフランセスさんとフィアンセのサム・ロックさんは直前になって出席できなくなったと伝えられている。バージニアさんの2人の子供、ローラさんとフレーザーさんも出席した。

 アボット元首相もゲストで出席していた同性結婚法案支持派の人々と談笑し、そこでクリスティンさんとバージニアさんが、友人の作曲した曲の流れる中、らせん階段を花に飾られて降りてきた。

 セレブラントのキャスリン・ブリューシュさんが、式を執り行い、2人に結婚の誓いを尋ねた。

 2017年12月7日に同性結婚法案が連邦議会で成立し、1月から発効しているが、同法に基づいて著名人の同性結婚が行われるのはこれが初めてのことになる。強硬な反対派のアボット氏のワリンガー選挙区は選出議員とはまったく反対で住民の75%が同性結婚法案を支持した。連邦議会下院では、アボット元首相は反対意見を述べたが、採決では棄権している。
■ソース
Tony Abbott’s sister Christine Forster marries long-time partner Virginia Flitcroft
Australian Story

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