今年のインフルエンザには「強化」ワクチンも用意

千人の死者を出した昨年のインフルエンザ再発防止

 昨年、高齢者施設などでインフルエンザが猛威をふるい、1000人を超える死者を出した教訓から、連邦政府は、今年は新しく2種類の強化フルー(インフルエンザ)・ワクチンを用意し、従来通り65歳以上の国民・永住権者には無料で接種することを発表した。

 この2種は2018年4月から市場に出回り、昨年猛威をふるったウイルスの突然変異に対処する強化ワクチンで特に高齢者保護を目的としている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 連邦政府の主席医務官、ブレンダン・マーフィ教授は、「批判を受けた昨年のワクチンと異なり、新しい強化ワクチンははるかに効果的だ。フルー・ワクチンはどんなものも完全ということはあり得ない。標準ワクチンは若い人には十分な効果があるが、今年のワクチンは高齢者を保護することを狙っている。」と語っている。

 4月から流通するワクチンは、昨年流行したウイルス株とその変異株を対象としている。マーフィ教授は、「昨年のワクチンさえ世界的には最高の品質だったが、この新しいワクチンはまだ出回っていなかった。昨年、あちこちの国で見つかった変異株を今年のワクチンの対象にしている」と語った。

 インフルエンザ研究は常に進められており、今年の2種のワクチンもそれぞれ効力を強化している。また、入居型高齢者施設では職員全員に季節ごとのインフルエンザ・ワクチンを接種することを義務づけるなどしている。また、高齢者介護品質管理局では全国の施設の感染防止手順を常に審査し、被介護者の安全、健康、福利に大きなリスクがあれば、新ガイドラインとして周知徹底される。
■ソース
‘Enhanced’ flu vaccines made available after last year’s ‘horrific’ season left 1,000 people dead

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