ボンダイ・パビリオンの商業再開発計画中止発表

もっと安価なコミュニティ向け施設改修案採用

 シドニー東郊ボンダイ・ビーチの海岸にある施設、ボンダイ・パビリオンは建物が老朽化しており、改修か再開発かの問題で争われていた。商業再開発計画が浮かび上がって以来、地元民らが反対の声を挙げ、コミュニティ向けの施設として改修することを求めていた。

 2月21日には、ボンダイ・パビリオン商業再開発案が廃案になり、コミュニティ向けの施設として改修する案が再び浮上してきた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ウェイバリー市議会に提出された報告書は、豪華な玄関口や中央大広間、シアター、レストラン、カフェなど3800万ドルの予算をかけた商業再開発計画を廃案にするよう勧告している。ジョン・ウェークフィールド市長は、現在の間取りをほぼ変更することなく、はるかに少ない予算で改修するという控えめな案を推進している。

 地元民もパビリオンがかなりの手入れが必要になっていることを認めてはいるが、4000万ドル近い予算を費やして地元民が利用できないような施設になることには反対している。ウェークフィールド市長も、シアター、ミュージック・ルーム、大広間のボールルーム、シーガル・ルームなどは現在のままリノベーションすることになる。また、何よりも地元民が利用できるボンダイ・パビリオンという存在を残す。商業スペースは地上階に集中させる」と語っている。

 また、改修予算も2000万ドルから2500万ドルどまりに収まるはずとしている。

 「セーブ・ボンダイ・パビリオン」のキルティ・オブライエンさんは、「これは市民が団結すればどれだけのことができるかを教えてくれた素晴らしい教訓だ。力を合わせればできるということを教えてくれた。ウェイバリー市の大勢の人々が立ち上がったおかげで、このコミュニティ・スペースを守ることができた」と語っている。
■ソース
Bondi Pavilion redevelopment to be dumped for cheaper, community-friendly upgrade

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