「無用に高価で任務遂行にも身の動きを拘束」

シドニー公立病院警備員、スーツ着用命令に抗議

 アキューブラ・ハットとRMウィリアムズのブーツにスーツという米大統領警護のスペシャル・サービスにも似た服装がシドニー地域の公立病院の警備員の新しい制服になることが決まっており、警備員の所属する労組ぐるみで反対の声を挙げている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 反対の声を挙げているのはシドニー市内キャンパーダウンのロイヤル・プリンス・アルフレッド(RPA)、カンタベリー、コンコード、バルメイン、シドニー歯科の各病院の警備員。

 3月14日から、これらの病院の警備員は新制服を着用することになっているが、医療労働者組合(HSU)NSW州支部のジェラード・ヘイズ書記長は、「この職務に不適当な制服を強制する管理職に抗議するため、警備員はHSUのTシャツを着て勤務する」と発表している。

 さらに、「現行の警察に準じた制服、制帽、制靴を廃止し、1人あたり$1000もかけて職務に不適切なスーツ、アキューブラ・ハット、ブーツを着用せよというのは信じられない。病院では患者やその家族と応対し、患者の介護もしなければならないのにその格好で満足な仕事ができると思っているのだろうか。ヒルトン・ホテルのコンシェルジェじゃないのだ。患者が吐くこともある。苦痛にあえいでいる患者や共謀になっている患者を相手にすることもある。緊急病棟にはアイス中毒者も来るというのに」と語っている。

 また、警備員は、「新しい制服は窮屈で思うように身体を動かせない」と語っており、ヘイズ書記長は、「警備員は管理職からの処分を覚悟で抗議のために新制服着用を拒否する」と語っている。
■ソース
Sydney hospital security officers protest against new uniforms

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