NSW州政府、シドニー・メトロ新列車編成公開

自動運転、シドニーでは珍しいロングシート座席

 シドニー・メトロ鉄道の新車両列車編成がシドニー首都圏西部のラウス・ヒルの新線で試験運転を受けており、メディアにも公開された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 メトロ鉄道車両はこれまでのヘビー・レール車両と異なり、1階建てでトンネルの断面積が小さくて済む利点があるが、列車あたりの輸送力が小さくなることが欠点になる。

 また、ヘビー・レールやライト・レールの主力になっているクロス・シートと違って、日本の近郊電車や地下鉄と同じロング・シートで座席数が少ない代わりに立って乗る客のスペースが大きい。

 ただし、運転士のいないドライバーレス列車は通勤通学時間帯には4分ごとに発車することで混雑を緩和することになっている。

 2019年にはこのドライバーレス列車がラウス・ヒルからチャツウッドまで、40分のノースウェスト・メトロ線で営業を開始する。

 試験運転を受けているのは納入が済んだ3編成で、3月19日朝にはグラディス・ベレジクリアン州首相が立ち会って公式公開を行った。

 2019年に開業した後、2024年までにはシドニー・ハーバーをくぐってシドニー都心部に入り、さらにバンクスタウンまで延伸する。

 車両の材質はカーボン・スチールとステンレス・スチールを用いており、長さ132m、総重量240トンとなる。

 ロングシートの採用について、ベレジクリアン州首相は、「輸送能力を高め、駅ごとの乗降時間を短縮することで移動所要時間を短縮することができる。座席が必要な乗客は十分に座れる。また、始点から終点まで40分間まるまる乗るという人は少なく、ほとんどの人は途中の駅で乗降するはず」と語っている。

 現在、マコーリー・パークからチャツウッドまでダブルデッカーが走っている線は新メトロを通すための改造工事が行われる。そのため、7か月ほど閉業されるので、迂回路を取ることになる。
■ソース
NSW Government unveils new driverless metro trains as testing begins in Sydney

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