フェースブック、豪プライバシー機関の調査受ける

30万人の利用者情報を第三者データ企業に譲渡

 フェースブック利用者の個人情報が第三者の制作コンサルタント・データ企業、イギリスのケンブリッジ・アナリティカ社に渡され、同社がドナルド・トランプ現米大統領の選挙戦でそのデータを不法に利用したスキャンダルがイギリスで明るみに出ると、フェースブック社に対しても疑惑が広がった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 フェースブック社は世界で8,700万人のデータが影響を受けたと発表しており、オーストラリアでも30万人以上の個人データが利用者の知らないままケンブリッジ・アナリティカに乱用された可能性がある。

 そのため、オーストラリアのプライバシー保護機関、Office of the Australian Information Commissionerのアンジェリーン・フォーク委員長代理が、「フェースブック社がオーストラリアのプライバシー法に違反したかどうかを調査する」と発表した。

 フォーク委員長代理は、「この事件の国際的な性格から考えて、当事務所も他の国々の規制当局と歩調を合わせる必要がある」と語っている。

 また、「プライバシー法の対象となるすべての団体は、団体が保管する個人の情報について責任を負っている。その責任としては、個人情報が厳密に保管されること、利用者の個人情報の収集や取り扱いについて利用者に正しく告示されること」なども含まれている。

 委員長代理は、「この事件はプライベートなデータの保護に関する警鐘となるものだ」と語っている。
■ソース
Facebook under investigation by Australia’s privacy commissioner over Cambridge Analytica breach

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