VIC州警察、飲酒運転検査を25万件水増し

ノルマ達成するために自分達で検査結果出す

 VIC州警察の警察官が飲酒運転抜き打ち検査のノルマを達成するため、自分達で呼気検査し、報告していたことが調査で明らかになった。

 水増し検査結果は過去5年間で25万8,000件にのぼっており、道路安全予算400万ドルが凍結された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2017年、交通事故調査委員会(TAC)が飲酒運転呼気検査データの異常に気づき、VIC州警察に通報した。それを受けて州警察監察部が調査した結果、水増し検査結果がかなり広い範囲にわたって常習化していたことを突き止めた。

 調査では、検査担当の警察官が呼気検査装置の吹き口に指を当てたり、自分で息を吹き込んだりして検査結果をつくっていたことが明らかにされた。ただし、一般ドライバーを対象にした検査そのものは作為されていない。

 州の1,500台の呼気検査(PBT)装置と、過去5年間に行われた1,770万件を超える検査を調査した結果、約1.5%にあたる258,000件のPBTが水増しだったことが明らかになった。

 職務基準調査部のラッセル・バレット副長官は、「TACは400万ドルの予算を停止した。このような行為は直ちにやめなければならない。今後は容認しない」と語っている。

 水増し報告は主として農村部の一般警察官、ハイウエイ・パトロール警察官が行っており、上司が立ち会うドラッグ・アルコール・バスでは呼気検査装置を悪用することはなかったようだとされている。また、ニール・コムリー元警察長官にこの水増し報告問題をさらに調査させると発表している。
■ソース
Victoria Police officers fake more than 250,000 roadside breath tests, investigation finds

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