片車輪歩道乗り上げ駐車は罰金付きの違法行為

ABC放送が見落とされている道交法規則を報道

 狭い道で車両の通行を妨げないようにと歩道に片側の車輪を乗り上げて駐車している場合があるが、車両の通行に配慮しても歩行者への配慮を欠いたれっきとした違法駐車として罰金が課せられる。ABC放送は、この規則が意外と知られていないと伝えている。

 子供をファーニー・グローブ小学校に行かせている親がABCラジオ・ブリスベンに語ったところによると、子供を迎えに行って近所の通りに駐車して1週間後に$126の罰金を含む違反通告が届いた。その親は、「ほとんどの親が片側2輪を歩道に乗り上げて停めている。そうしないと他の車が通れない。バスが走る道路なのでそうやって駐車しないとミラーをもぎ取られる」と語っている。

 また、「駐車監視員が回っていることは気づいていたが、まさか片側歩道に乗り上げる駐車が道交法違反とは知らなかった。50台くらいの車がそうやって駐車しているのに私の運が悪かった」と語っている。

 また、他の聴取者は、「狭い通りでは片側を歩道に乗り上げて駐車するのは道理の通ったこと。カウンシルは収入を上げたいだけだ。いい収入源だから、市民が片側を歩道に乗り上げて駐車しなくなると困るのだ」と語っている。

 ブリスベン市カウンシルのエイドリアン・シュリナー副市長は、「たとえ2輪だけでも、路肩の芝や歩道などに車輪を載せて駐車するのは違反行為。長年の規則。また、他の車の通行を妨げないように3mの幅を残さなければならない。双方向のスペースを残さなければならないという考えがあるようだがそれは間違い。狭い道では一車線幅があればいい」と語っている。

 しかし、ブリスベン市議会野党のジャレド・カシディ都市計画スポークスマンは、「市民は道交法を守らなければならないが、都市計画のまずさが問題を大きくしている。市内のあちこちで新しい住宅開発が行われているが、そんなところでも道路として要求されているのはごく最小限幅だ。もっと広い道路幅を規定しなければ今後問題は膨れあがるだろう」と語っている。

 「駐車監視員は違反キップを切るより、まず警告すべきではないか」との市民の声に対して、シュリナー副市長は、「駐車監視員は市内300校周辺をパトロールしており、非常に目立つ車に乗っているから、その車を見れば駐車違反を摘発しているのだと分かって当然だ」と反論している。
■ソース
Motorists frustrated by fines to curb “polite parking” on narrow streets

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る