マクドナルド、プラスチック・ストローを2年以内に廃止

国内の使い捨て量、1日に1,000万本の推定も

 間もなく始まるABC放送の「War On Waste(ゴミ戦争)」番組は使い捨てのプラスチック・ストローを取り上げており、これが年間膨大な量になるとしているが、7月19日にはファーストフード・チェーンのマクドナルドが2020年までに使い捨てのプラスチック・ストローを廃止することを決めており、8月から2店で紙ストローの試験使用を始めると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同社のロバート・セクストン・サプライ・チェーン部長は、「このところ、ストローに適した素材を探していた。プラスチック・ストローが問題になることを分かるし、代わりに使える材料を探している。また、当社は世界最大のレストランの一つであり、流れを変える責任もあればこれが一つの機会でもある」と語っている。

 環境団体は、オーストラリア国内だけで1日に1,000万本のストローが使い捨てられており、War On Wasteでは、ホストのクレーグ・リューカッセルさんがストローでつくったウミガメをマクドナルド社に持ち込むというエピソードもある。リューカッセルさんは、「ストローは全体から見れば大した比率ではないがかなりの量になることは確かで、プラスチック・ストローで喉を詰めたウミガメを見たことがある。実際のところ障害者でなければストローは必要ないのだし」と語っている。

 グリーンピース・オーストラリアはマクドナルド社の決定を称賛し、「マクドナルドの決定は正しい方向への大きな一歩だ。今後使い捨てのプラスチック製品を減らすために努力してもらえることを期待している。マクドナルドに限らず、使い捨てのプラスチック製品をすべて廃止することを期待している。プラスチックは野生生物に害をなすだけでなく、細片化してマイクロプラスチックになると食物連鎖に入り込み、人間の健康を損ねるようになる」と発表している。

 先にスターバックスが2年以内にプラスチック・ストローを廃止すると宣言しており、ウールワースも2018年末までにプラスチック・ストローの販売を停止すると発表している。
■ソース
McDonald’s plastic straws to be phased out across Australia by 2020

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る