シドニーのカウンシル、飼い猫数に上限規定を要望

野生動物保護に猫にも犬と同じ条件を適用

 シドニー首都圏最南西端のカウンシルが、NSW州内でブリーダー以外の世帯の猫飼育数上限を設けるよう州政府に働きかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 キャンベルタウンの南、山間部や森林部をカバーする広大なウォロンディリー・カウンシルのサイモン・ランドウ議員が、この州全域で各世帯の猫飼育数上限を設け、飼い犬と飼い猫に同じ規制を適用するという案を推進している。

 ランドウ議員は、「現行法制では、猫が通りを歩いていても、他人の庭にいても、鳥を襲っていても合法であり、カウンシルやRSPCAの職員が猫を捕まえることは禁止されている。現在、ノラ猫という概念は法律にないが、法律を変えてノラ猫を捕獲できるようにしたい」と語っている。

 さらに、「この提案は、1人が飼える猫の数に上限を設け、ブリーダー以外は猫の去勢を義務づけるようにするというものだ」と語っている。

 また、「2008年のコンパニオン・アニマル法」を改定し、猫と犬に同じ条文を適用する。現在、犬が鎖なしでうろついているとカウンシルのレンジャーかRSPCAが捕獲し、マイクロチップをスキャンし、飼い主が罰金を科せられる。猫もそうするべきだと思う」と語っている。

 地方自治局によると、最近に猫の増えすぎに対処する法改正の要求があり、雌猫を生後4か月以内に去勢しない場合の年間許可証や猫の登録を繰り返し怠った飼い主に対する新罰則などが盛り込まれている。

 ランドウ議員は、「これはすべてオーストラリア在来の野生動物を保護するためだ」と語っている。

 しかし、愛猫家の中には上限案に反対する声もあり、またノラ猫を増やさないための上限案や去勢義務づけは必要と賛成する声もある。
■ソース
NSW council wants statewide cat cap to curtail numbers and ‘put dogs on level playing field’

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