TAS州で脳脊髄膜炎の患者6人、1人死亡

ホバートでは大規模なワクチン接種運動

 TAS州で脳脊髄膜炎の6人目の患者が発生した。この患者は髄膜炎菌Y血清群の感染が確かめられた。

 州保健局の公衆衛生部長の発表によると、ホバート在住の66歳の男性は今年初のY血清群髄膜炎菌感染と確認された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 髄膜炎菌は血清群としてA, B, C, Y, Wの5種類があり、症状も違い、ワクチンもそれに対応してつくられている。また、7月にホバートの16歳の少女が髄膜炎菌W血清群に感染、死亡している。血清群別の患者の内訳は、W群が3人、B群が1人、それに新しくY群が1人発症した。

 1997年8月1日から6週間前までに生まれたTAS州民は全員A, C, W, Y群を対象とするワクチンを無料で受けることができる。公衆衛生部長のドクター・マーク・ベイチは、「この年齢グループが髄膜炎菌感染のリスクがもっとも高い。また、脳脊髄膜炎はまれだが発症すれば劇症で、TAS州では毎年5人から6人の患者が出る。また、冬から春にかけての患者発生が多いが、いつでもどこでもどの年齢でも発症する可能性がある。症状として、熱、激しい頭痛、意識障害、筋肉痛、発疹などがある。乳幼児ではこのような症状がはっきり出ない場合もあるが、むずがる、眠気、蒼白、できもの、元気喪失、食欲不振などがある。

 TAS州では、8月4日5日の週末の午前9時から夕刻までダーウェント・エンターテインメント・センターにおいて、初の公衆ワクチン・クリニックを開いた。

 一方、州の薬局ではワクチンの供給が遅れており、血清群によっては過去何か月も入荷のないものもある。
■ソース
Sixth meningococcal case confirmed as Y strain on eve of mass public vaccination

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