大学生7人に1人が貧しさのためにしばしば食事抜き

アルバイトと無給のインターンシップと勉学と

 8月13日付で発表されたUniversities Australia Student Finances Survey 2017によると、大学生の7人に1人は、貧しさのためにしばしば食事その他の生活の基礎を抜いてやりくりしていることが明らかにされている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 この調査は全国から18,500人強の大学生を対象に経済状況を調べたもので、大学生の経済状況は全体的にはわずかに改善されているが、それも収入が増えたからではなく、支出を減らしているからだという結果になった。

 学生の中には週に30時間働きながら、就職時に要求される職業経験を積むために無給で民間企業で仕事をするインターンシップのため、大学ではごく少数の授業にしか出席できないケースもある。

 Melbourne Centre for the Study of Higher Educationが行ったこの調査では、フルタイムの学生の3人に1人が、「支出が収入を上回っている」と答えている。また、先住民族、低社会経済階層、郡部出身の学生は経済的困難を感じることが多い。

 Universities Australiaのカトリオーナ・ジャクソンCEOは、「経済的困難が学業に影響しており、コースを減らしたり、先に延ばしたりしている。フルタイムの学生の場合、年間$18,000で生活しており、貧困線よりはるかに低い額になる。学業に打ち込むためには基本的な経済的安定性がなければならないが、社会的不利益を受けているグループの学生の場合、それさえ難しい」と語っている。

 全国学生組合のマーク・ペース議長は、「経済的理由のために学生が学業を続けられなくなるというのはオーストラリアの開放された高等教育制度の精神に反する。国民が貧困から脱出するためには高等教育を受けることなのだから、教育を受けている期間の生活を支援する制度が必要だし、その機会が誰に対しても開かれてないければならない」と語っている。
■ソース
One in seven uni students often forced to go without food: new study

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