ノース・シドニー、市内ビジネス地区の全面禁煙化

2019年9月には国内初の禁煙ビジネス地区実現

 今週、ノース・シドニー・カウンシルは全会一致で、ジリー・ギブソン町長の提案する「中心ビジネス地区(CBD)の全面禁煙条例」を成立させた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 議事録によると、ギブソン町長は、「タバコは喫煙者に害があるだけでなく、街頭に吸い殻が散乱し、間接喫煙はすべての人に有害だ。ノース・シドニー地区で誰でもが屋外オープン・スペースを享受できる場所を誰にとっても安心できる環境にすることが重要だ」と発言している。

 さらにギブソン町議は、「禁煙地区の誕生はごく当然の展開だ。ブレット・ホワイトリー・プレースとエリザベス・プラザはすでに2016年に禁煙区域になっている。今後、クリスマスまでに地区協議を行い、週日には46,000人が働くノース・シドニーCBDは、2019年早々に禁煙地区になる」と語っている。

 また、「究極的な目標は、72,000人の町民が住むノース・シドニー全体をオーストラリア初の禁煙自治体にすることだ」と語っている。

 この禁煙地区は、街頭、プラザ、公園など公共の空間がすべて禁煙になり、レストラン、カフェなどの屋外席があるところも禁煙になる。また、この規則は、ギブソン町長が、「カウンシルは違反者に罰金を科すことはしない。すべて各自の善意に任せる」との言葉通り、強制力は持たず、自己規制ベースになる。

 北部シドニー保健地区の喫煙率は9.5%で、州全体の15.2%に比べてはるかに低い。しかし、一部の事業所は被雇用者に喫煙場所を提供しておらず、喫煙者が歩道に集まって喫煙するため、通行人が不愉快な間接喫煙をさせられることになっていた。ギブソン町長は、「この地域には学童も多く、登校下校時に間接喫煙を強制されることになる。また、歩道に集まっている喫煙者を見ることも影響を受ける原因になる」と語っている。
■ソース
North Sydney set to become Australia’s first smoke-free CBD

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