DV前歴のチャーリー・シーン・ツアー反対キャンペーン

メルボルン強姦殺人被害者の夫がビザ交付に反対

 アメリカの映画俳優、チャーリー・シーン氏はDVの前歴でアンガー・マネージメント・コースを命じられたことがある。そのシーンがオーストラリアをツアーするというので、メルボルンの行きずり強姦殺人事件の被害者ジル・マーさんの夫がシーンビザ交付反対キャンペーンに参加している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オーストラリアではDVによる女性や子供の殺害が頻繁に起きており、社会問題になっているが有効な対策がなされていない。2012年9月、メルボルンのABC放送局で働いていたジル・マーさんは、バーで友人と時間を過ごした後、帰宅途中に襲われ、路地に連れ込まれて強姦された上に殺害され、翌日、死体が発見された。この事件でメルボルン市民が夜を取り戻そうという行進をするなどの運動を展開したが、今年になって再び、漫談師を志す若い女性が仕事帰りに公園で襲われ殺害されている。

 シーン氏は2010年8月に当時の妻、ブルック・ミューラーさんに対する暴行容疑で罪状を認めている。そのシーン氏がメルボルンとシドニーで講演する契約でオーストラリアを訪れており、トム・マーさんは、デビッド・コールマン移民市民権多文化問題担当相に宛て、「オーストラリアでは疫病のような勢いで男が女性を殺害する凶悪犯罪が起きており、毎日何千人という女性がチャーリー・シーンのような男の暴力におびえて暮らしているのに、シーンのような暴力犯にビザを交付することが適切だと思うのか知りたい」とツイートしている。

 このツイートは、女性に対する暴力に反対するグループ、Collective Shoutの要請に応えて送られたもの。

 コールマン大臣の広報担当官は、「個々の事例についてコメントはしない。非国籍者の入国については1958年制定の移民法の人格条件に基づいて審査した後ビザを発給している。人格条件については移民省ウェブサイトに詳しい」とのみ答えている。

 トム・マーさんもコメントを拒んでいる。
■ソース
Jill Meagher’s widower Tom Meagher joins campaign to revoke Charlie Sheen’s Australian visa

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