NSW州各地に裸火全面禁止令発令

大陸中央部の低気圧の穏やかな熱波移動

 11月第一週末は大陸中央部に居座る低気圧の穏やかな熱波が南下してきており、熱く乾燥した大気状態が予報されていることからNSW州各地に裸火全面禁止令が発令された。

 裸火全面禁止令については、次のウエブサイトを参照されたいが、おおむね、屋外での火事を引き起こすようなバーベキューや溶接機、グラインダーなどの使用が禁止され、罰則もある。https://www.rfs.nsw.gov.au/fire-information/fdr-and-tobans/total-fire-ban-rules

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 11月2日にはシドニー市部で摂氏37度になり、州西部では摂氏40度を超えることが予想されている。また、裸火全面禁止令はイラワラ/ショールヘイブン地域からハンター・バレーまで4地域に発令されており、気象庁(BoM)も火災気象条件警報を発令している。

 NSW州郡部消防局(RFS)のベン・シェパード消防司令は、「高気温とところによっては時速60kmに達する強風が予想されており、このような条件では火事は予想もつかない挙動を示すものであり、あっという間に広がることがある」と語っている。

 また、州南西部傾斜地域、スノーイー・マウンテン、ACTには強風注意報が発令されている。

 シドニー市部では、11月2日は最高気温摂氏37度で夜間も摂氏23度程度を保ち、3日も摂氏30度に達する見込み。ただし、熱波に続いて寒冷前線が移動してきており、4日には最低気温が摂氏17度程度になると予報されている。

 シェパード消防司令は、ブッシュファイアの危険のある地域の住民は敷地内の枯れ草など可燃物の始末、建物の消火の用意、火の粉が入る可能性のあるエアコン・ダクトなどを塞ぐ用意や事前の避難路の確保などを呼びかけている。

 2018年には8月、9月にすでにブッシュファイアが発生しており、今年の旱魃が大きく影響している。
■ソース
Total fire ban declared across parts of NSW as temperatures set to soar

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