シドニー都市圏南部にハシカ流行の警報

ショッピング・センター、クラブ、病院などで感染

 シドニー都市圏南部のサザーランド・シャイアで児童1人がハシカ・ウィルスに感染していることが確認され、同シャイア全域にハシカ流行の警報が出された。

 シドニー南東部地区保健所は、発病した児童が、ハシカの伝染性が高い時期にウェストフィールド・ミランダ、シルバニア・ハイツ・コミュニティ・クラブ、サザーランド病院救急病棟、シドニー小児病院緊急病棟などを訪れている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 11月3日、NSW州保健局地区公衆衛生部長代理のキャサリン・ベートマン=スティール医師は、「最近に上記施設を利用した人はハシカの症状に注意すること。症状が出た場合には直ちにGPに電話で相談すること。「ハシカの症状には、発熱、眼の痛み、咳などの他、3日ないし4日後にはできもののような発疹が頭や顔から全身に広がる」と呼びかけている。

 ハシカ・ウィルスは伝染性が高く、咳やくしゃみなどで病原体が空気中に飛散し、その飛散物に触れるだけで感染することがある。また、ハシカの症状が出た人はGPや病院に直接訪れる前に医師に電話で相談し、GPや病院で感染源にならないように注意が出ている。

 患者児童は10月29日から11月1日までの間に上記施設を訪れており、上記の一般的な症状の他に、ハシカ患者の3分の1で耳感染、下痢、肺炎などの症状が見られ、重篤な場合には入院も必要になる。

 ハシカ・ウイルスの潜伏期間は10日から18日で発疹は14日頃に現れる。

 ハシカはかつては小児にはごく的な症状だったが優れた予防接種の発達でNSW州では珍しい病気になっており、5歳児の94%がハシカの予防接種を受けている。また、予防接種が世界に普及する前には年間260万人がこの病気でなくなっている。
■ソース
Measles alert issued for shopping centre, club in the Sutherland Shire

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