QLD州の130箇所でブッシュファイア発生

今後5日間は熱波もおさまる気配なし

 11月29日夜、QLD州一帯の130箇所でブッシュファイアが発生しており、そのうち3箇所は当局も警戒している。また、ブッシュファイアの気象条件になっている熱波は今後5日間はおさまる気配はないと予報されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 QLD州消防緊急救援局(SES)のカタリナ・キャロル長官は、「これまでに家屋2戸、納屋15戸、キャビン2台、バス1台、掘削機械1台が全焼、家屋14戸、乗用車3台、ボート1隻、トラック1台が半焼している。州各地で322台の消防車が出動しており、厳しい灼熱の気象条件でこれまでに消防士15人が熱中症にかかっている」と発表した。

 グラッドストン内陸のマウント・ラーコムでは帰宅を許された住民が、「竜巻のような猛烈な風に煽られて炎がひろがった」と証言し、また、「炎は20mくらいの高さに昇った」と証言する者もいる。

 それでも、消防士の懸命の消火作業で100戸ほどのマウント・ラーコムは被害を免れた。キャロル長官は消防士らの努力をねぎらい、「現場の彼らの消火作業、火事のものすごさ、そして彼らが疲労困憊して倒れるのを見るまで、炎との戦いのすさまじさは分からないと思う」と語っている。

 グレースミアも大きく被害を免れた地域で、「2機のウォーター・タンカーで火災予防線を張っていなければ、グレースミアの町も被害を免れなかっただろう」と発表している。

 アナスタシア・パラシェイ州首相は、「消防当局は、ティナンバー、ディープウォーター、ノース・ストラドブローク島の3箇所の火事を重点的に監視している。幸いにも大きな被害は出していないが、州全域で誰もが警戒し、警報に耳を澄ませていなければならない」と警告している。
■ソース
Queensland bushfire emergency continues with two homes lost but whole towns saved

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