「衣類を寄付箱の外に捨てないで」とチャリティ

クリスマス後のゴミ箱同様の扱いに苦い顔

 チャリティ・オプショップの大きな鉄の寄付箱は市民が衣類など寄付し、オプショップが回収して販売、売り上げをチャリティの経費に充てる仕組みだが、クリスマス後の家庭の大掃除で出たゴミ同然の品物が寄付箱の外にもあふれる。そのかなりの品物が売り物にならないゴミ同然の質だったり、使ったまま汚れていたりするため、オプショップは寄付品の販売から生まれた利益を使ってゴミ埋め立て地に引き取ってもらわなければならない。また、寄付箱の外に投げ捨てられた衣類は汚染された物として扱われ、衛生上オプショップに並べられず、やはり埋め立て地行きになる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 チャリティ団体の一つ、Lifelineでは、全国のオプショップの約半数が寄付品の置き場に困っており、寄付を断っている。

 同団体のジェイミー・マッケイ氏は、「寄付箱の外に置かれた物品は違法投棄として扱われ、非常に残念なことだ。私たちは困った人々を助けるために寄付された品物を売って資金をつくっている。しかし、残念なことに、箱の外に置かれた品物は雨に濡れたりしており、汚染品として廃棄しなければならない」と語っている。

 国内のオプショップ経営のチャリティ団体全体で、商品にならない寄付品を埋め立て処分するために年間1,300万ドルを費やしている。また、その量は6万トンにもなると推定されている。その中には汚れたベッド・マットレス、壊れた電気器具などから使用済みの使い捨ておむつまで含まれている。

 マッケイ氏は、「忙しい時期になると、全経営コストの30%くらいがゴミ捨て経費になる」と嘆いている。

 問題の打開策として、品目によってはオプショップ以外にも引き取ってくれるところがある。また、これまで捨てるか寄付するだけと考えていた衣類もアップサイクリングし、改造したり、転用したりするということも考えるべきだと提唱する人達がいる。家具なら修理したり改造したりする人もいれば、クラフト・グループや保育所などで引き取ってくれることもある。
■ソース
Lifeline urges people not to dump clothing outside bins after charities inundated

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