SA州高齢者施設などでインフルエンザ猛威振るう

入居者13人、ティーンネージャら4人も死亡

 SA州ではすでにインフルエンザが猛威を振るっており、死者17人を出し、そのうち13人が高齢者施設入居者だったため、施設は軒並み面会謝絶措置を取っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2018年のインフルエンザ・シーズンは比較的患者も少なく過ぎたが、今年は早くから患者が出始めており、前代未聞の大流行になるのではないかと警戒されている。

 州政府の主席医務官を務めるパディ・フィリップス教授は、「州内の高齢者施設では今年初めからで53件の大量発生が見られ、少なくとも18施設が面会謝絶を宣言している」と語っており、また、「5月11日現在で12,339人の患者が発生している」と発表している。

 死亡患者の一人は15歳で持病はなかった。また、1週間の間に7人が死亡している。

 フィリップス教授は、「一年の今時にこれほどの数のインフルエンザ患者が出たのは初めてだ。13人のうち5人が一つの施設に集中しており、他の施設では2人、それ以外にも6か所の施設で各1人が亡くなっている。その他にも一般社会で4人が亡くなっている」と語っている。

 5月10日にはImmunisation Coalition (IC)のメンバーの医師8人が緊急会合を開き、「インフルエンザはシーズンより早く大流行の兆しを見せているが、インフルエンザ予防接種が遅れており、それが問題を大きくしている」と語っており、医師らはいらだっていることを伝えている。

 また、フリンダース・メディカル・センター病院では一時的にワクチンが払底するなどしているが、一方では2019年1月1日以降、インフルエンザ患者は33,000件発生している。

 ただし、その後45万回分のワクチンが配布されており、フィリップス教授は、今後は品薄は起きないと語っている。
■ソース
Flu outbreak kills 17 people in South Australia as nursing homes go into lockdown

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る