交通渋滞を悪化させる交通規則違反の車

トラック・ドライバーがダッシュ・カムでビデオ撮影

 QLD州ブリスベン市でドライバーの交通マナーの悪さにうんざりしたトラック・ドライバーが交通規則違反車両を片っぱしからダッシュ・カムでビデオ撮影した。そのビデオを交通エンジニアが分析している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 QLD大学の交通エンジニア、アダム・ペコル氏は、交通渋滞を悪化させる一般的なマナー違反として車線への合流の仕方のまずさがあるとしている。また、自動車道で左車線に車がない時に右の追い越し車線を走るのは交通法規違反で、2018年にはQLD州では771人が罰金と1点の違反点数を受けた。

 その他、もっとも一般的な違反は、自動車道に入る際に白の実線をまたいで自動車道の斜線に入ることで、QLD州では$106の罰金がある。

 トラック運転手のマーカスさんは15年の経験を持っており、「その地域の道路はますます混雑が激しくなっており、ドライバーはずるくなっている。違反しても捕まらないことが分かっている時にはおびただしい違反行為する。速度違反、携帯電話使用、停止標識のあるところで停止しない、赤信号で突っ走る、渋滞路をすり抜けるのに右折路左折路を使う、実線をまたいで車線変更するなどはざらだ。違反する意図はそれで目的地に早く着きたいということだろう」と語っている。

 また、ゴールド・コーストの交通警官、トレント・ケイド巡査部長は、「合流時にはジッパー・ルールを憶えて欲しい。2つの車列が相互に一台ずつ合流するようにすれば滑らかに合流できる」と語っているが、マーカス氏は、「合流の車を入れまいとしてわざと車間を詰めるドライバーも多い。また、合流時に速度をシンクロさせないことも流れを妨げる原因になっている」と語っている。

 また、ドライバー団体RACQの調査で、日本語で煽り運転と呼ばれるtailgatingは90%のドライバーが最悪のマナーと答えており、「前の車が速度を落とせば煽り運転している車は急ブレーキをかけ、それが後の車の急ブレーキを誘い、次々と急ブレーキが後に伝わることで渋滞が悪化する」とされている。

 渋滞を悪化させない運転として、「自分一人のことを考えず、車の流れ全体が円滑になるような運転を心がけることが勧められている。
■ソース
Drivers who break the road rules are being blamed for adding to congestion problems

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