乗客総がかりで電車押し、男性救出

車両とプラットフォームに挟まれる

 8月6日、WA州パースの鉄道駅で電車に乗ろうとした男性が誤ってプラットフォームと車体の間に脚を落とした。その上、脚が抜けなくなったため、乗客が車両から降りて反対方向に押して傾け、ようやく男性を救出した。救急隊が男性を診察したが傷ついたのはプライドだけと伝えられている。鉄道駅プラットフォームの扉が来る箇所には、「ギャップに注意」と書かれている。決してバカにしてはいけないという事故だった。

 同日午前8時50分頃、スターリング駅で電車に乗ろうとした男性が足を滑らせ、車体とプラットフォームの間に脚を挟まれた。当時、ラッシュ・アワーも終わりに近づいていたがまだ乗客は多かった。気づいた乗客、駅員が直ちに運転士に急を告げ、電車が発車しないよう確保した。

 駅員が車両の乗客にプラットフォームと反対側に詰めるよう指示した。そうすれば電車が傾いて男性の脚が抜けるようになるかも知れないという考えだった。しかし、そうしても男性を引き上げることができなかったため、こんどは乗客全員をおろし、人海戦術で電車を傾かせる作戦を取った。電車の通勤客が一斉にプラットフォームで電車を反対側に押し、ギャップがわずかに開いたところで2,3人の乗客が男性を抱え上げ、無事救出した。

 救急車が呼ばれており、男性を診察したが目立った傷は負っておらず、むしろ大騒ぎになった事態を恥ずかしく思ったようだったと伝えられている。男性は次の電車で仕事場に向かった。

 鉄道局では、「事故は、電車が満員だったということとはまったく関わりがない。大勢の人々の力で大変な事故になるかも知れなかった事態を防ぎ、人を救うことができた」と、駅員と乗客の機転と協力を賞賛している。

http://www.abc.net.au/news/2014-08-06/man-freed-after-leg-trapped-in-gap-on-perth-train-station/5652486

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