シングレットに排外的スローガン

ウールワース、商品撤去し、謝罪

 ウールワースの2店で国粋主義的な排外的スローガンを書いたシングレットを販売していたことがソーシャル・メディアで公開され、同社は直ちに商品を棚から撤去すると共に、「うっかり、商品棚に並べてしまった」として謝罪発表した。

 問題のシングレットは、「if you don’t love it, leave(オーストラリアが嫌いなら出て行け)」と大書され、国旗が添えられているというもの。10月12日、キャンベラ在住の男性がツイターに載せたためバイラルになり、大勢のアクセスがあった。この男性、ジョージ・クレーグさんは、フットボール・チーム仲間とシーズン明けの魚釣り旅行でQLD州のケアンズに来て、スペンス・ストリートのウールワース店でそのシングレットを見つけた。クレーグさんは、ABCの取材に対して、「チーム仲間が一緒にいたが、誰もそのスローガンをいい文句とは思わなかった。実際のところ、みんなちょっとショックを受けていた。そういう気分がまだオーストラリア社会に残っているということだけでなく、ウールワースのような大きな企業が現代オーストラリアのように様々な人が暮らしている社会でそういう商品を売っていることに驚いた」と語っている。

 早速、大勢のユーザーがウールワースのフェースブックに投稿し、「民族差別だ」などの批判を寄せている。これに対して、ウールワースは、「スローガンを知らずにケアンズとシドニーの各1店ずつで商品棚に並べた。当社も問題のシングレットのスローガンはまったく許容できるものではないと考えている。当社が注文した商品ではなく、誤って納品されたもので、本来、商品棚に並べる物ではなかったが、手違いで陳列されてしまった。二度とこのような手違いが起きないよう内部で検討する。シングレットのスローガンはウールワースの方針とはまったく相容れないものだ」と述べている。

 今年初めにはドイツ系のスーパーマーケット・チェーンのALDIで、オーストラリア・デーのTシャツ商品に、「Australia Est. 1788」と書かれたものがあり、先住民族アボリジニやトーレス海峡諸島人に対する侮辱との批判が寄せられたため、やはり商品を撤去している。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-10-13/woolworths-apologise-for-unacceptable-singlet/5809902

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