VIC州警察、ボート、ジェットスキー取締

今夏、水上事故死者増加に警戒強化

 1月4日付ABC放送の報道によると、VIC州警察は昨年度のボート遊び関係の水上事故死者増加を重大視し、今夏にはライフジャケット着用義務、水上速度違反、酒酔いボート運転、ジェット・スキーでの違反行為などを重点的に取り締まることを発表した。

 VIC海事安全局(MSV)では、「ボート関係の水上事故死者は2013年度には5人だったが2014年度には10人に増えている。また、ライフジャケット着用率は現実には伸び悩んでいるかむしろわずかに下がっていることさえ考えられる。また、なぜ昨年度にボート関係水上事故死者が激増したのかまったく分からない。2013年度までは漸減していたのに突然跳ね返った」と発表している。

 昨年にはVIC州内で47人が水死している。しかし、最近には立て続けに水死者が出ている。記者会見でもダニエル・アンドリューズVIC州首相は、「ビーチや海岸だけではない。湖や川でも水死者が出ている。水のあるところでは安全を心がけ、頭を使ってほしい。また水遊びの場では互いの安全にも注意してほしい」と語った。また、救助に出動するVIC州救急局も安全メッセージを呼びかけている。

 海事安全局では、ボート遊びでのライフジャケット着用点検強化を発表しており、水上警察もこの時期のボート遊び増加で水上交通安全警戒を強化し、ライフジャケットだけでなく、無免許や速度違反などの取締、ジェット・スキー遊びの違法行為取締などを重点的にチェックする。故障や事故が起きて出動すると、関係者が装備や安全確認を怠っていたということが多い。水に入る前に気象予報チェック、行動を共にする人々の水上技能などもすべて確認すべきだ。ジェットスキーの場合には速度、海水浴客との距離、海岸からの距離、ノーボート・ゾーン、他の水上乗り物との距離などを重点に取り締まる。また、飲酒運転取締もする」と発表している。

 さらにMSVの警戒の対象になっているのが、カヤック遊びで遭難事故の40%がカヤック乗りだとしている。特にカヤックは独行が多く、危険に陥った時に助ける者が周囲にいないことが多く、地元の店などで水面の情報を集めることが重要だと語っている。(Ratei)
■ソース
Victoria Police target boaters, jet-skiers over summer following spike in marine deaths

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