シドニーの病院、ワクチン冷蔵庫故障

予防効力消滅、受けた新産婦に連絡

 シドニー・キャンパーダウンのロイヤル・プリンス・アルフレッド病院(RPA)で、ワクチンを保管していた冷蔵庫が故障していたことが明らかになり、新産婦に接種していたワクチンが高温にさらされて効力がなくなっている可能性があると判断された。そのため、病院でこのワクチン・バッチの接種を受けた新産婦に連絡している。該当する新産婦は何百人にものぼると見込まれている。

 他にも新生児9人が同じワクチンの接種を受けており、これも効力がなくなっている可能性があるとのこと。RPA病院では、「効力のなくなったワクチンそのものは身体に害はなく、単に効力が損なわれているだけ。このワクチンを受けたのは、2013年8月以降に8 East出産後病棟に収容された母子」と発表している。

 デボラ・ウイルコックスRPA事務長は、「問題のあるワクチンはジフテリア、百日咳、破傷風、はしか、おたふく風邪などの疾患。接種を受けたのは570人にのぼる。冷蔵庫のサーモスタットが作動不良になっており、ワクチン保存温度よりわずかに高くなっていた」と発表している。

 RPA病院ではクロイドン・コミュニティ・ヘルス・センターに無料クリニックを設立し、該当する女性に無料再予防接種を実施している。同病院のリーナ・グプタ公衆衛生部長は、「再接種の必要な女性は多いと思う」と発表している。

 ウイルコックス事務長は、「こんなことが起きて申し訳ない。今は冷蔵庫が正しく動作しているはず」と述べている。
■ソース
Royal Prince Alfred Hospital contacts hundreds of mothers after faulty fridge ruins vaccines

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