NT労働党議長、シリアに潜行か

クルド派に投じ、イスラム国と戦うと

 この記事は国内報道の要約であり、日豪プレスの方針、意見と解釈されるものではない。

 現オーストラリアの法律では海外の争乱の戦闘行為に参加した者は帰国後処罰を受けることになっている。かつてスペインでフランコのファシスト軍と戦った「国際旅団の英雄」も現在では犯罪者ということになる。

 1月26日、ABC放送は、北部準州(NT)労働党議長でユナイテッド・ボイス労組議長も務めていたマシュー・ガーディナー氏(43)が妻子を残して海外に渡っていたことを報じている。がーディナー氏はおそらくクルド人武装グループに投じ、イスラム国武装グループと戦うために出かけたのだろうとされている。

 同氏は、「ごく冷静できわめてプロフェッショナルな人物」と評しており、出国する前にユナイテッド・ボイス書記長を辞任している。また、1月25日付で労働党は同氏の党員資格を停止した。

 労組でガーディナー氏と仕事をしたこともあるルーク・ホイティング氏は、「知らせに驚いているが、ISISの進出を阻止するために戦いに投じる彼の規律には感嘆する。クルド人武装グループに投じる気配はまったくなかったが、彼は子供ではない。自分の行動についてはじっくり考えたのだと思う。彼は情熱的な性格だが同時に冷静でプロフェッショナルな男だ」と評している。また、オーストラリアの法律ではイスラム国と戦うことも違法になることに対しても、「バカげている。オーストラリアは同盟国と一緒にイラクのイスラム国と戦っているし、シリアでイスラム国と戦っている国とは味方ではないか。彼がシリアでクルド人を支援しているのなら、アメリカその他のオーストラリアの同盟国の味方ではないか。ISISと戦うことがオーストラリアでは処罰の対象になるというのはバカげている」と語っている。

 ガーディナー氏は3人の子持ち。1990年前半にオーストラリア国防軍戦闘工兵隊の一員としてソマリアに派遣されたこともあり、戦闘に関して無経験ではない。
■ソース
NT Labor president Matthew Gardiner, headed to fight Islamic State, described as ‘level headed’

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