漁師が警告しても釣り客が知らんふり

北部準州、ワニの危険知らない観光客

 2月12日、北部準州(NT)の首都ダーウィン市北部海岸のクリークで、大型のイリエワニが水辺に来る観光客を付け狙っているにも関わらず、観光客はまったく危険を知らず、中には近寄ってワニの写真を撮ろうとする者まで現れ、観光客に警告していた漁師があきれかえっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月8日朝、ダーウィン北東17kmのバッファロー・クリークで漁師のジェフ・マクモランさん(53)が漁をしていたところ、一本釣りや投網で遊んでいた数人の近くに3mのワニが近づいているのを発見し、大声で注意した。マクモランさんは、「信じられないことに誰も気にも止めなかった。相当な大きさのワニだよ。何人かの若い女の子などわざわざやって来てiPhoneを取り出し、ワニから3mか4mほどのところでビデオか何か撮影し始めた」と語っている。

 さらに、「私は長年ここで漁をしているが、ワニにあんなに近寄るつもりはない。あの人達がいったい何を考えているのかさっぱり分からない。網を投げていた男性など、注意してやると、ワニを見たがそのまま漁を続けていた。ワニが下流に向かったので男性は上流に移動したが、ワニが向きを変えると男性の方に泳ぎ始めた」と語っている。マクモランさんは、「この何週間か、そのワニがこのあたりで人をつけねらっている。みんな、あの距離でワニがどんなに素早く動くか知らないんだろう」と語っている。

 2月11日午前4時、北部準州警察官がバッファロー・クリークのボート・ランプで3mのイリエワニを目撃したため、「その地域では十分注意してもらいたい」と警告を出したが、その数時間後にはクリークでバケツを洗ったり、洗い物、釣りをする人などが目撃されている。
■ソース
Fisherman’s stunned as he watches crocodile stalk human prey at Buffalo Creek

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