ハンターで水没車の女性遺体で発見

洪水の道路を突破しようとして流される

 3日連続の暴風雨で各所で被害を出しているハンター・バレー地域は、ダンゴグで高齢者3人が遺体で発見され、検視解剖で死因を調べているが、メイトランドの近くでも洪水の道路を突破しようとした車が流されて完全に水没した。22日、警察官らが視界ゼロの泥水に没した車から運転していた女性(86)の遺体を引き揚げた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 22日朝、メイトランド付近で車が洪水に押し流され、行方不明になっていた。現場指揮官は、「警察のダイバーが水中の視界はゼロ。手探りで車を探さなければならないと報告している。女性の遺体を手探りで発見したが、乗っていたのは亡くなった女性一人と思われる」と発表している。現場では66歳の息子が一日中現場近くで捜索を見守っていたが、午後7時、暗くなってから救急隊員が女性の遺体を担架で運び出した。

 亡くなった女性は、ジルストン・ハイツからメイトランドに走っている途中で水に浸かって頓挫している車を迂回しようとして洪水の深みに突っ込んだもので、居合わせた人々が助けに駆け寄ったが水が深く、速かったため、助けようとした人々が救助される結果になった。

 洪水の度に警察や緊急救援局などが、「歩行者は洪水に近寄らないこと。またドライバーは浸水した道路を突っ切ろうとしないこと」を呼びかけているが、洪水の危険にたかをくくって暗渠に呑み込まれる歩行者や洪水に押し流される車は跡を絶たない。

 たまたま現場を通りがかった消防局員が、洪水に流される車に向けて、窓を下げるよう叫んだが、代わりにドアが開いたため、ドアを閉めるよう叫んだ。次には後部ドアが開いたため、そのドアも閉めるよう叫んだが時すでに遅く、開いたドアから入り込んだ水のため、車はまたたく間に沈んでしまったと証言している。

 また、セスノクでも若い母親と病気の4か月の乳児が救助され、メイトランド病院に運ばれた。
■ソース
NSW storm: body of woman recovered after car swept away in Maitland

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