殺人者の元ガールフレンド、新聞を告訴

デーリー・テレグラフを名誉毀損で

 シドニー市内高層アパートのベランダから当時のフィアンセを投げ落としたとして殺人罪で起訴され、有罪判決を受けたサイモン・ジタニー受刑者の裁判当時のガールフレンドがシドニーのタブロイド新聞、デーリー・テレグラフ紙を相手取り、名誉毀損で訴えた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2014年のジタニー裁判当時、大学で法学を学んでいるというレイチェル・ルイーズさんはジタニー被告人を擁護し、裁判を誤審とする戯曲を書くとも語っていた。その当時のデーリー・テレグラフ紙の報道について同紙を告訴したルイーズさんの弁護士、クライブ・エバット弁護士は、シドニーの地裁で、「同紙は、ルイーズさんをストリッパー、売春婦、ふしだらな女と書き立てた。また、ラスベガスでストリップをしていた。ハリウッド俳優のウディ・ハレルソンとキスした。見知らぬ人からダイアモンドをもらったなど、でたらめに次ぐでたらめを書き並べており、最悪の低俗メディアだ」と陳述した。また、ルイーズさんは、「当時法律を学んでおり、弁護士になるつもりだった」と証言している。

 ジタニー被告人は、2011年にリサ・ハーナムさんを16階のアパートのベランダから投げ落とし、死なせたとして懲役26年、そのうち18年は仮釈放なしの判決を受けた。裁判でジタニー被告人は、「美人好みで所有欲の強い性格」と描写され、被告人を擁護するルイーズさんにも好奇の眼が注がれ、デーリー・テレグラフ紙はサリー・ヒルズでバスを待つルイーズさんの服装まで報道するありさまだった。

 エバット弁護士は、「ルイーズさんは法廷の判決を受け入れたが、裁判に疑義を唱えたことを妄想と言われる筋合いはない。デーリー・テレグラフ紙は、ルイーズさんが自分の愛した男をサポートしたことで憎々しく見ていた」と陳述している。
■ソース
Daily Telegraph’s ‘gutter journalism’ defamed Rachelle Louise during her boyfriend Simon Gittany’s murder trial, court hears

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