画期的な皮膚がん治療薬がPBS登録

病気に悩む患者には経済的朗報

 進行性の皮膚がん患者にとっては、年間15万ドルかかる皮膚がん特効薬はほとんど手が出ない。6月28日、その治療薬が医薬品給付制度(PBS)に登録され、処方箋を受けた患者は安価で買えることになる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 連邦政府は、この皮膚がん特効薬KeytrudaのPBS登録に5,700万ドルの予算を計上しており、1,000人を超える患者の闘病生活が改善される。スッサン・レイ保健相は、「この薬は患者にとっては年間$150,000かかっているが、今後は約$38、コンセッション・カードがあれば$6ちょっとで手に入ることになる。この医薬は国内の医薬管理局と医薬品給付諮問委員会の承認を受けており、9月からPBS適用で購入することができるようになる。

 ピーター・マカラムがんセンターのグラント・マッカーサー腫瘍学教授は、「皮膚がんの率はオーストラリアが世界でも最高だ。しかし、この薬は画期的だ。進行した皮膚がんの死亡率はきわめて高く、ほぼ100%にもなり、Keytrudaその他の皮膚がん治療薬なしでは患者の予後はほぼ絶望的だ。しかし、オーストラリア国民は世界に先駆けてこの薬の低料金化を実行した。

 オーストラリアのビジネスマンで、メルボルン市長も務めたことのあるロン・ウォーカー氏はかつて試験的にこの薬を手に入れたことがある。服用を始めてから1年も経たずに立ち直った」と語っている。
■ソース
‘Revolutionary’ melanoma drug worth $150,000 a year listed on PBS, saving Australian patients thousands

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