VIC州で警察車射たれ、警官が軽傷

メルボルン暗黒街ギャング抗争か

 7月7日未明、VIC州メルボルンの北西、ムーニー・ポンド地区で不審車を止めようとした警察車に不審車から散弾銃の発砲があり、散弾は警察車の開いていた窓を通して運転していた警官の後頭部に当たり、警官は軽傷を負った。この事件の前、暗黒街の顔役で受刑中に他の囚人に折りたたみ椅子で殴り殺されたカール・ウィリアムズの父親の自宅に銃弾が撃ち込まれる事件が起きており、警察では両事件の関連を重視して捜査を始めた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日午前3時40分頃、警察車に乗った警官2人が学校の近くの行き止まりの路上で不審車を止めようとしたところを突然射たれている。その10分前、ブロードメドウズのジョージ・ウィリアムズの自宅に銃弾2発が射たれ、戸口に弾痕を残している。同人はカールの父親で、カールは2010年にバーワン刑務所の重警備棟で殺害されている。ウィリアムズ宅銃撃は死傷者は出ていない。また、7月5日にもムーニー・ポンドからわずかな距離のプリムローズ・ストリートの民家に火炎瓶が投げられている。このプリムローズ・ストリートの近くにはカールの妻だったロバ-他・ウィリアムズが住んでいる。

 射たれた警察車は犯人の乗った黒い乗用車を追跡しており、、ロビンソン・ストリートで逃走車をブロックしようとしたが、犯人は阻止線をすり抜けて逃走、その際に散弾銃を発砲したもの。警察では、「黒い乗用車に停止を命じたのは通常の不審車チェックで犯罪容疑があったわけではない。同乗の警官が負傷警官に救急処置をほどこすとともに救急隊に通報、救急隊が負傷警官をロイヤル・メルボルン病院に運び、警官は意識もあり、容体は安定している。

 事件30分後、犯人の乗っていた車がコバーグ・ノースのホサック・アベニューで燃えているのが発見された。警察では、「警官が重傷を負わなかったのは非常に幸運だった。後頭部に何個か散弾が埋まっていた。警察の任務の危険をまざまざと感じさせる事件だ。これはテロではない。通常の警察の任務だ。停止を命じられて発砲したのは何か非常に重大な犯罪に関わっていたのだろう。また、警官は一人でパトロールすべきでないということを思い出させてくれる事件だ」と発表している。
■ソース
Moonee Ponds police shooting ‘may be linked’ to attack on home of Carl Williams’ father George

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