豪政府機関が国民監視企業と交渉

ウィキリークスの電子メール暴露で判明

 公電漏洩ウエブサイト「ウィキリークス」の活動は今も続いており、オーストラリアの政府機関や諜報機関が、イタリアの悪名高い国民監視企業「ハッキング・チーム」と交渉していたことが暴露された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ハッキング・チームの商品は、電子式監視装置や、監視ソフトウエアで、これは標的の電話機やコンピュータにウイルス・ソフトウエアを送り込み、通信情報を監視機関に流すようになっている。顧客は自国国民の通信を監視する独裁政府など。

 ミラノに本拠を置くハッキング・チームと交渉したオーストラリアの政府機関としては、諜報機関のASIO、連邦警察(AFP)、北部準州警察、NSW州警察、VIC州腐敗調査機関(IBAC)などが判明している。

 しかし、今週初めにはこのハッキング・チーム社がサイバー攻撃の餌食になり、同社の440ギガバイト近い内部資料がインターネットに掲載された。

 ハッキング・チーム社は、国連の制裁を受けたスーダンなどのような自国民を迫害する圧制政権の依頼を受けて侵略的な監視ソフトウエアを提供しており、セキュリティ研究者や国際的な非政府機関から非難を受けている。

 IBACの場合、2週間前にもハッキング・チームと50万ドルに及ぶ秘密監視ソフトウエアの契約を検討しており、5月には同社のライブ・デモを見せられている。

 ハッキング・チームと交渉した政府機関はいずれもABC放送の問い合わせに応じていない。
■ソース
Hacking Team: Australian Government agencies negotiating with notorious surveillance company, leaked emails show

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